資生堂ジャパン(株)が視覚障がいがある人を対象とした「ガイドメイク」の美容セミナーを上田市で開く!
テーマ:上田市ニュース


資生堂ジャパン(株)=東京都港区=は、視覚障がいがある人を対象とした「ガイドメイク」の美容セミナーを上田市ふれあい福祉センターで開いた。
同社は視覚に障害がある人が自分の手指を顔に当てて位置の目安にし、ポイントメイクなどをする化粧法を構築し、2019年から全国90カ所でセミナーを開いている。
この日は、長野県視覚障害者福祉協会上田支部の依頼で県下では初めて開講。
東信地域の会員14人が参加し、スタッフにサポートしてもらいながらスキンケアをした後に日焼け止めクリーム、眉や口紅を塗った。
化粧水や乳液をつける時は触れることで分量を知ることができる「使用量スケール」を使い、チューブに入った日焼け止めクリームは「だいたい1秒押す」などと見えなくても分かる工夫をして説明した。
眉は利き手でない方の人差し指を肌に載せてガイドラインにして描く方法をていねいに説明し「眉はお顔の額縁。眉を描くと顔立ちが引き締まります」などと語りかけた。
口紅はレッド、ローズ、オレンジの3色を用意し、それぞれが好みの色を選んだ。
上田市中丸子の長谷川絹江さん(73)は「口紅は元気に見えるオレンジにした。きょうは最高。若返った感じで幸せな気分です」。
同市中央2の杉内加代子さん(74)は「30年ぶりに化粧をし、変わっていく自分にワクワクした。気持ちは青春です」と顔をほころばせた。
同市長瀬の中山幸男・上田市視覚障害者福祉協会長(74)は「初めての経験でちょっと恥ずかしかったが、みんなが満足そうで良かった」と話した。
同社美容戦略部の亀井菜穂子さん(56)は「化粧をすれば自分に自信が持て気持ちが前向きになる。化粧の力であらゆる方に生き生きと、ありたい姿を実現していただきたい」と述べた。



