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上田市が「令和6年度決算」で監査委員が「意見書」! ☆基金依存、財政硬直化を指摘

テーマ:上田市ニュース

 上田市の令和6年度決算に対して、監査委員から「意見書」が、このほど提出された。

 一般会計に対して「財源不足から財政調整基金と減債基金から合計8億円、過去最高の取り崩しになったこと」。
 当初予算編成でも基金依存が深刻化し「令和6年度決算と同程度の取り崩しを続けると、10年で基金が枯渇する」と指摘。

 人件費や扶助費などさまざまな歳出が年々増加する中、歳入は令和5年度と同水準のため、基金の取り崩しで乗り越える段階を越えて「財政の硬直化」に入っているとし、基金の枯渇を防ぐため、各事業で優先度を決めて、無駄な支出の削減、効率的な資源配分などに取り組むことを求めた。

 「行政組織の簡素化」や「事務運営の効率化」「職員数や市有施設の最適化」などの行政改革が重要。
 部局横断的な取り組みを加速化させるために、例えば「市長直轄部署の設置」も有効だとした。

 普通会計ベースからの分析で、財政の硬直化を示す経常収支比率が過去最高の93・4%で、歳出の前年比増加は歳入の2倍、単年度収支は2億4000万円余の赤字、実質単年度収支が6億4000万円余の赤字、令和4年度から3年連続赤字になっており、一般財源不足が要因だとした。

 ほか、上田市内部統制基本方針を制定や、財産管理で財務規則などの見直しなども指摘。

 第三セクターについては「土地開発公社の長期保有土地がなくなったこと」。
「上田市地域振興事業団については「1億2000万円を寄付した」ことなどを評価した。