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上田市「サテライト市長室」2025 ☆川西地域で! ☆岡の里山「新たにジャコウアゲハも」

テーマ:上田市ニュース

【「岡の森」で「岡の里山を守る会」との懇談】
【ジャコウアゲハの幼虫とウマノスズクサ】


 上田市は、土屋陽一市長が各地で市民との意見交換や地域の状況を把握し、地域内分権の推進を目的に行っている「サテライト市長室」を川西地域で行った。

 川西地域では、フォークダンス「こっこ川西」の見学体験、「岡の森」の視察と「岡の里山を守る会」との懇談、「小泉婦人学級」や「下室賀・上室賀財産区」との懇談を行った。

 岡の里山を守る会は、川西公民館の里山講座を契機に平成16年に発足し、岡地区でビオトープづくりや、岡の森を整備してアサギマダラが飛来するなどチョウが舞う環境づくり、子どもが参加するイベントなどを行っている。

 視察懇談には、会長の古平実さん、副会長の富田正孝さん、事務局の橋詰昌義さんらが出迎えた。
 岡の森では、アサギマダラが好んで蜜を吸う「フジバカマ」を多く育てていた。
 しかし、別の地区からの移植要望に応えて多くの株を分けたため、以前よりフジバカマの数が少ないため今シーズンの飛来は例年より少ない。
 この日は、風が強いこともあってか、確認することができなかった。

 古平さんは「地域の子どものために里山づくりを行ってきた。チョウが来ると地域内外から子どもが観察に来る。岡の森のロケーションも良いため、写真を撮ろうと楽しみにしている人もいる。アサギマダラの他に、ジャコウアゲハがこの地域にいるが、これから増やしたい」。

 橋詰さんは「発足当初は子どもが大勢いたが、この10年で子どもが少なくなり、会員も高齢化している。フジバカマは植え直しているので、来年は期待したい。今日は残念ながらアサギマダラが来ておらず、記念にマーキング(アサギマダラは翅に鱗粉がないため、ペンで文字が書ける。数千キロ旅するチョウとされているため、日付や地名・標識コードなどを書いて放すと、別の飛来地でどこから、どのくらいかけて飛んできたかが確認できる)してもらいたかったが残念。チョウの里づくりで、アサギマダラは一時的で飛んで行ってしまうが、地元で育てるチョウとして、ジャコウアゲハを増やしたい。ジャコウアゲハはウマノスズクサを食草としているため、ウマノスズクサを植えて育ており、小学校でも取り組んでいる。ぜひ、ゆったりと飛ぶジャコウアゲハを増やしたい」と話していた。
 ほかにも「ルリタテハ」も増やしたいと活動している。