上田市が「美ヶ原台上ふるさと名産センター周辺整備」。 民間事業者の事業提案を把握するための「サウンディング型市場調査」を発表!
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上田市は、このほど「美ヶ原台上ふるさと名産センター周辺整備」ため、民間事業者の事業提案を把握するための「サウンディング型市場調査」の調査結果を発表した。
同整備は、美ヶ原高原の営業を停止したレストランなどの建物がある市有地を、新たな観光資源として活用するもの。
事業は、すでに解散している民間事業者が設置して営業を停止したガソリンスタンド、レストラン、売店の3棟。
その上にある旧武石村によるふるさと名産センターの1棟。
合わせて約1万㎡。
近くに美ヶ原高原美術館、道の駅・美ヶ原高原があり、ビーナスラインなど多くの観光客らが訪れる。
サウンディング型市場調査は、昨年10月の現地見学会に4者が参加、12月の事業提案に2者が参加した。
◆各提案で主な内容は次の通り。
【用地の利活用方針】
▽ふるさと名産センターを管理棟としたRVパーク、グランピングパーク
▽管理棟でカフェを営業、地元野菜のバイキングなど提供▽車中泊対応の駐車場整備
▽環境保全などのSDGsのPRエリア―など
【市場性】
▽お盆には道の駅に車中泊の車が400台以上になる
▽ペットOKの施設がない(ドッグランなどの設置)
▽星空がきれいで宿泊ニーズがある―など
【必要な改修】
▽廃墟のガソリンスタンド、売店、レストランは全撤去
▽ふるさと名産センターを改修、ウッドデッキ、カフェテリアを新設
▽物見石山の奥に広場を設置し、ハンモックなどでスターウォッチング
▽アウトドアサウナの設置▽車中泊用の電源設置―など
【事業規模や手法の提案】
▽キャンピングカーも利用可能なキャンプ区画(15区画程度)
▽宿泊者用のトイレ、炊事場、シャワーブース、交流焚火スペースの設置、地元企業の協賛を得る―など
【その他】
▽冬に営業が可能となれば、スノーシューハイキングや、スノーモービルツアーを企画できる
▽冬季は、採算が合わないので閉鎖のままでよい―など
詳細は市ホームページに掲載。
https://www.city.ueda.nagano.jp/uploaded/attachment/46722.pdf
市では調査の結果を踏まえ、跡地利用の検討を行うとしている。