上田西高校に通っていたアメリカのブレンダン・ソラーズさんが、20年ぶりに同校を訪れて生徒たちと交流! ロータリークラブの「青少年交換留学制度」。上田東ロータリークラブの会員宅にホームステイ。
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上田市下塩尻の上田西高校に通っていたアメリカのブレンダン・ソラーズさん(37)が15日、20年ぶりに同校を訪れ、生徒たちと交流した。
「ロータリークラブの青少年交換留学制度」で、同校に通学していた。
ソラーズさんは、2003年8月から翌年5月まで上田市に滞在。
上田東ロータリークラブの会員宅にホームステイして通学した。
昨年10月に結婚し、新婚旅行で日本を訪問。
「英語表現」を選択する2年生の生徒ら30人余と教室で対面し「留学で多くの素晴らしい人と出会い、上田の思い出をずっと大切にしてきた」などと話した。
生徒の「好きな日本食は」の質問には「カレーライスやお好み焼き。アメリカでも食べられるが、日本で食べると100倍おいしい」。
「留学して役立ったことは」の質問には「シャイな性格だったが、いろいろな人と出会ってオープンになり感謝することを学んだ」などと答えた。
またソラーズさんは「(上田西高に)留学生が来たらハーイと声を掛けてほしい。仲良くすればみんなの世界も広がるはず。留学すれば自立心を養い、他文化を学ぶことができる。一歩踏み出すことは勇気がいるが機会があったらぜひ挑戦してほしい」と語りかけた。
ホストファミリーとしてソラーズさんを受け入れた同クラブの小田中譲さんは、ソラーズさんの母らとメールなどで連絡は取り合っていたといい「お互い涙の再会で感激でした」。
母袋創一会長は「上田を愛してくれているのが分かり、大変うれしい」と話していた。