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上田市の浦里小学校の6年生が「卒業を記念」してソメイヨシノを植樹!★学校を見下ろす山の中腹にある「馬瀬神社東宮境内」に。

テーマ:上田市ニュース

【サクラの木を植える6年生ら】
【植樹を終えた児童と地域住民】

 上田市の浦里小学校6年生は10日、学校を見下ろす山の中腹にある馬脊神社東之宮境内に「卒業を記念して」ソメイヨシノを植樹した。

 6年生12人は、同校コミュニティ・スクールお助け隊長の櫻井彰人さん(72)ら地域住民5人とソメイヨシノを植樹。
6年生全員の名前が刻まれた木製の看板を立てて前途を祝った。
 看板は小泉強さん(74)が手作りした。

 卒業式を16日に控えて、小山璃子さんは「小学校生活はあとわずかなので1日1日を大切に過ごしたい。きょうのことはずっと思い出に残ると思う」。

 滝澤脩哉さんは「地域の人が自分たちのことを思ってくれていてありがたい。中学に行ったら部活や勉強で忙しくなると思うけど頑張りたい」と意気込んだ。
 卒業記念植樹は平成30年度の卒業生から続けており5年目。シカによる食害で木が弱らないよう、高さ4m余のソメイヨシノを選んだという。
 櫻井さんは「子どもたちが時々はここに遊びに来て、サクラを見てくれたらうれしい。サクラはみんなの成長を見守ってくれているよと伝えたい」と話していた。