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上田市の浦里小学校の児童が「感動メロン」の種まきに挑戦!★近くの小泉強さん(74)と小泉雅彦さん(64)が栽培するビニールハウスで。

テーマ:上田市ニュース

【1粒ずつ慎重に種をまく児童】

 上田市の浦里小学校2年生10人はこのほど「感動メロン」の種まきに挑戦した。
 感動メロンは、近くの小泉強さん(74)と、小泉雅彦さん(64)が営む「小泉農園」で栽培。
 児童は、同農園のビニールハウスで、メロンの種まきを行った。

 同校が全学年で取り組む「ふるさと学習」の一環。
 同クラスはこの後、随時ビニールハウスに通って生長観察をし、受粉の作業を体験して8月に収穫を計画している。

 昨年は同農園から譲り受けたメロンの苗2本をプランターに植え、体育館横に置いて育てたが収量が少なかったため「今度はリベンジ。甘くて大きなメロンにしたい」と張り切っている。

 この日は、果肉が緑色の「緑の彗星」の種45粒をまいた。
 「移植する時に根がからまらないよう、種の向きを同じ方向にして植えて」などと教わりながら、児童は1粒ずつ慎重にまいていた。

 種はビニールハウスの中で28度に設定した温床マットの上に置いて管理すると3、4日で芽を出すという。

 小泉強さんは「子どもたちがおいしいと喜ぶ顔を見るのが楽しみ。体を動かして体験してみて、初めて分かることも多いはず」と期待する。

 「感動メロン」は、近畿大学と奈良県の松井農園が共同開発した糖度16度以上のメロン。