上田市上田地域消費者の会が「定期総会」を開く! ★終了後「くらしの教室講演会」を開催。
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上田市上田地域消費者の会(吉原泉会長)は13日、上田市中央公民館で定期総会を開いた。
終了後「くらしの教室講演会」を開催した。
50人参加。
講演会は、東御市の「合同会社里山のくらし商店」の代表社員、松岡容子さんと楢原由紀子さんが「地域の遊休資源を活用した柿酢づくりの取り組み」について話した。
松岡さんらは栄養価が高く、病気の予防効果もある柿酢に注目。
柿酢醸造に詳しい人から作り方の指導を受けて商品化。
柿の木に多く残っている柿は高齢化のため採ることができないことがわかり「渋柿隊」を作って、渋柿を集めている。
松岡さんは「県工業技術総合センターで当社の柿酢を分析してもらったところ総ポリフェノールは穀物酢の11倍もありビタミンCも豊富という結果がでた。健康に良い柿酢を皆で作り地域の特産にしたい」と話した。
楢原さんが柿酢の作り方を説明すると、参加者のなかに作っている人もいて、醸造方法などの質問が多く出た。
同社は、2017年3人の女性によって設立。
蕎麦蜂蜜やハーブ、薬草茶など「里山のくらしの知恵」を生かした商品を発信している。