上田市「サテライト市長室」2023の5日目で「丸子地域」を訪れる!
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上田市はこのほど、今年度の「サテライト市長室」の5日目で、丸子地域を訪れた。
視察や各団体関係者らとの懇談を行った。
★視察では
「ワールドキャンパス・インターナショナル」の丸子北中学校への訪問の様子。
丸子総合グラウンド西側の「りんどう橋」と、北側の「依田川リバーフロント」。
★懇談は
丸子文化会館で「丸子中央小学校コミュニティスクール」の関係者
国際教育団体「ワールドキャンパス・インターナショナル」「国際交流フェスティバル実行委員会」。
◆「りんどう橋」の視察

内村川にかかる人道橋「りんどう橋」は、2001年に被災した千曲川の大石橋に使用されていた弓の弦の形状に組まれた橋の構造「ボーストリング・トラス」を再利用し、2007年に完成。
ボーストリング・トラスは、明治の1891年から1901年にドイツ・ハーコート社で製作され、九州鉄道が購入して鹿児島本線等で使用。
1911年から撤去、転用、保管されていたが、昭和3年の1928年、丸子鉄道の千曲川橋梁が災害で被災した。
復旧のため国鉄から払い下げを受け、丸子線の鉄道橋として活用。
その後、丸子線が廃止され、1971年に道路橋として転用された。
市では、文化庁に登録有形文化財として申請している。
◆丸子中央小学校コミュニティスクール

「丸子中央小学校コミュニティスクール」の関係者との懇談は、地域コーディネーターの竹花のり子さんら6人と吉澤基校長が、活動の様子を報告した。
丸子中央小学校コミュニティスクールは、開設5年目。会員は11人。
校内の空き教室を利用した「コミュニティルーム」を、毎週月と木の2回、2時間目の休み時間に行い、児童とさまざまな遊び道具を準備して触れ合っている。
コミュニティルームのほか、2年生と畑で野菜づくりも行っている。
「あさつゆ」の伊藤良夫組合長らが指導し、大量の改良土を搬入して畑づくりから行い、トマトやキュウリ、トウモロコシ、スイカなどを栽培している。
収穫した野菜の一部は「あさつゆ」でも販売。
吉澤校長は「皆さんに支えてもらい、子どもたちに笑顔が増えている」と話す。
出席者からは「地域全体で未来を担う子どもの成長を支え、学校と連携しながら活動している」。
「学校に入ることで子どもから学ぶことも多く、先生の大変さも分かる。参加者が増えてくれるとありがたい」。
「子どもに農業の喜びを体験してもらいたい」。
「畑が高い場所にあるため、水やりが大変になっていることから、何らかの方法で改善できれば」ーという要望もあった。
◆WCI、国際交流フェスティバル丸子北中学校への訪問の様子

「ワールドキャンパス・インターナショナル(WCI)」は、世界各国の若者が参加して各地でホームステイをしながら交流し、相互理解の促進することで平和の推進、国際協力、健全育成などを目的にしている。
上田市での交流は約15年ぶり、受入は「国際交流フェスティバル実行委員会」。
10カ国36人が12日から18日まで滞在、ホストファミリーは35家族。
懇談では、WCIの参加者やWCIの西村紀公理事長、国際交流フェスティバル実行委員会の山本進実行委員長、上田国際交流事業を進める会のビル・レッティ会長や顧問の塚原正典さんらが集まった。
西村理事長は「2007年から日本全国16都市を巡っている。これまで参加した若者は世界57カ国から約530人。一番最初の基礎になり力を貸してくれたのが上田市丸子地域。最初の4年間、活動を盛り上げてくれてありがとうございました。また、ここに戻って来ることができた。全力でフェスティバルに貢献したい」とあいさつ。
山本会長は「皆さんを迎えて、本当に良かったと思う。この事業ができたのは、先輩方が何十年も続けてきた賜物で、ホームステイに市民の協力があり、教育事務所の努力があってのこと。日本の心、信州の自然を感じて次の世代に伝えてほしい。実行委員会としては今後とも続けてもらいたい」と語り、国際交流事業の継続を求めた。



