全国の美術系大学で版画を専攻する現役学生の作品を一堂に展示する「全国大学版画展」2023(24日まで・上田市立美術館)
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国立印刷局工芸官の作品など】
全国の美術系大学で版画を専攻する現役学生の作品を一堂に展示する第48回「全国大学版画展」が、上田市天神3の市立美術館で開かれている。
24日まで。
版画学会などがつくる実行委員会が主催。
40の大学から選抜された最新の版画174点を並べた。
長く東京都で開かれてきたが2021年からは、近代版画を確立した”山本鼎ゆかりの地”の同館で開催している。
また、日本銀行が発行するお札を製造する「国立印刷局による初の特別展示」もある。
11月30日に開いた内覧会で副実行委員長の生嶋順理・東京造形大教授は「作品に込められた瑞々しい感性や熱情を鑑賞するとともに、若い作家たちとの交流を通して地域の芸術文化に新たな刺激をもたらすきっかけづくりとしたい」とあいさつした。
武蔵野美術大の高浜利也教授は「世界に誇る浮世絵など版画は日本の美意識のルーツを内蔵する。学生にはどんどん新しいものを作っていってほしい」と期待した。
24日は、授賞式と受賞者によるギャラリートーク。
来場者による投票で決める「観客賞」もある。
国立印刷局の特別展示は、全国大学版画展の優秀賞受賞者が同局で凹版彫刻に携わる工芸官として勤務している縁で実現した。
工芸官が今展のために制作した版画「上田城と枝垂桜」と「唐沢の滝」を展示。
お札の原版製作工程やビュラン、ニードルといった彫刻道具なども紹介している。
開館時間は、午前9時から午後5時まで。
火曜日休館。
観覧料一般300円。
(電話)0268・27・2300(同館)



