ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

映画「生きる」(8日から14日まで・上田映劇別館トラゥム・ライゼ) ★10日は滝沢さんらのアフタートーク。 ◆「東日本大震災」の「津波裁判」を記録した映画

テーマ:お知らせ

【来場を呼びかける滝沢さん】

 2011年3月11日に発生した「東日本大震災」で、多くの犠牲者を出した宮城県石巻市、大川小学校の児童の遺族による「津波裁判」を記録した映画「生きる」が8日から14日まで、上田市中央1の「上田映劇別館トラゥム・ライゼ」で上映される。
 「なぜわが子が学校で最期を迎えたのか」の答えを探して遺族が10年間にわたり撮影してきた記録を寺田和弘監督が構成・編集し、独自の追加撮影もあわせて作品にした。

 10日、午後0時40分からの上映後には宮城県登米市で被災した東御市本海野の滝沢祐一さん(72)と多摩大学情報社会研究所の会津泉教授のアフタートークがある。

 滝沢さんは上田市の食品会社OB。
 総務責任者として勤務していた登米市の工場で地震に遭遇。
従業員の安否確認や市との協定に基づく物資の提供などに奔走した。
 工場の生産再開を見届けた後に上田に戻った。
 しかし、その後も毎年、被災地に足を運んで復興の状況を撮影してきた。

 大川小学校は、5回ほど訪れたが現地に立つと「どうして裏山に逃げなかったのかと疑問がわいてきた」という。

 滝沢さんは「常に安全マニュアルを点検し、繰り返し教育や訓練を行うことが大事。それは学校でも企業でも同じだ」と力を込める。
 「子どもたちの命を無にしないためにも、改めて考えてみてほしい。3・11を忘れない、伝え続けることがわたしたちの責任だと思う」と話す。

 月曜日は休館。
 問い合わせ(電話)0268・22・0269(映劇)