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「凧(たこ)展」2022(来年2023年1月8日まで・上田市の上田創造館)

テーマ:お知らせ

【常田獅子を描いた大凧などをにぎやかに展示】
【新作の曽我兄弟】

 上田市上田原の上田創造館は同館1階エントランスホールで恒例の「凧展」を開いている。

 住民有志がつくる「信州上田常田凧保存会」=倉島弘一会長=が、伝統の常田獅子を描いた”10畳サイズの大凧”など30点余を展示。
真田十勇士を個性豊かに描いた8畳凧もある。

 同保存会は、1988年に地元の凧作りの愛好家が結成。
 常田凧は、佐久凧の流れをくむもので、しっぽがないのが特徴だという。

 新作の曽我兄弟の凧絵を描いた前会長の青木好孝さん(89)は「揚がった時にきれいに見えるよう、はっきりした色で描いている。凧がうまく揚がった時の喜びは格別です」。
 同館は「大きな凧を間近に見られる貴重な機会。新しい年を迎えるわくわく感を感じていただきたい」と話す。

 来年1月8日まで。
 29日から1月3日まで休館。
 (電話)0268・23・1111(同館)