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<職人> 弦楽器 小林大作さん(47)=小諸市甲= 「技と情熱持ち楽器作りを」

テーマ:ひと

 「特徴ある唯一無二な弦楽器を作りたい」と話す小諸市出身の小林大作さん。
 同市に弦楽器工房を構え弦楽器を製作して23年。
 これまで製作した弦楽器はクラシックギター、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ポルトガルギター、マンドリンやウクレレなど。

 小林さんは、高校を卒業し「自分探しのため」とアメリカのケンタッキー州リンゼイウィルソン大学に留学し、経済学を学んだ。

 ギター製作のきっかけとなったのは、大学時代ギターが弾きたかったが、高額のため買えないのを知った学友が「だったら自分で作ってみたら」とギター作りの本をくれたことから。

 その後、母親が亡くなったため一旦帰国。
父親の許しを得て、1999年、カナダに渡ってギター・ハープ製作を1年間学んだ。
帰国後、弦楽器を作り始め、2013年から国内ブランドの手工ギターラインも担当している。

 楽器の展覧会で上田市の弦楽器製作家の石井栄さんに出会い、2015年から師事。
さまざまな楽器の伝統ある製法や修理の仕方を学んだ。
 「過去500年余りに誕生した様々な弦楽器の製作に携わっていると敬愛の思いに駈られるような手法や創意工夫に何度も出会うことができる。これからは健康に気をつけ、家庭生活など楽器が作れる環境作りをしながら、未来に繋がる技と情熱を持って楽器作りに専念したい」と抱負を語った。