上田市塩川のメンタルサポートそよかぜ病院長、吉田朋孝さんが「厚生労働大臣表彰」を受賞!精神保健福祉事業功労者として。
テーマ:ひと


上田市塩川のメンタルサポートそよかぜ病院長、吉田朋孝さん(66)は「精神保健福祉事業功労者」として厚生労働大臣表彰を受賞した。
長野県上田保健福祉事務所はこのほど、上田合同庁舎で伝達式を開催。
鈴木三千穂所長は、吉田さんに表彰状を手渡し「健康に留意され、引き続きご活躍されることを祈念します」とあいさつした。
吉田さんは「身に余る光栄。精神科の医療は多くの問題を抱えており、行政や私どもが障害者の立場になり味方にならなければならない部分がたくさんある。これからも頑張っていきたい」と述べた。
吉田さんは、1991年から精神科医として勤務。
2004年からは、滝澤病院(現・メンタルサポートそよかぜ病院)の院長として精神障害者の治療や自立に貢献。
2010年からは、県精神医療審査会委員を務める。
「診断や治療が難しいところがあり何とか挑戦したいと精神科に入ったが、30年やってきて、やっぱり難しい。障害があっても少しでもいい時間を持てるよう支えていきたい」と話した。
司法精神医学の研究に注力し、これまでに約800例の精神鑑定を手がけてきた。