上田地域広域連合消防本部が「長野県消防職員意見発表会」の予選会を開く!
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上田地域広域連合消防本部は、このほど「長野県消防職員意見発表会」の予選会を、上田市上田原の上田創造館で開いた。
真田、東御、上田、中央、丸子の消防署から選出された職員4人が「消防・防災」をテーマに意見発表した。
最優秀賞には「感じる力、気付く力」と題して発表した上田中央消防署の消防士長、山田将太郎さん(38)が選ばれた。
2月に塩尻市で開かれる県大会に出場する。
山田さんは「県大会はより多くの人に意見を聞いてもらう機会。伝わりやすいよう更に原稿を見直して臨み、全国大会を視野に関東支部大会を目指したい」と意気込んでいる。
発表時間は5分で、論旨の明確性や説得力、業務に対する問題意識、発展性といった発表内容や発表力を総合的に審査した。
救助隊の分隊長として後輩の育成に携わっている山田さんは、意見発表で「感じる、気づくということは消防職員にとって欠かすことのできない力。災害現場では1人で判断することが多々あるがその時、感じることや気づくことができなければ守るべき命を失うことにつながる。先輩と共にする経験が感じる力を育て、先輩がかける言葉が気づく力を育てる。その力が人を育て、組織を育てると信じ、これからのわたしは教え、教わるではなく、感じ、気づくを大切にしていく。これが若い職員や消防の未来のために今、わたしができることです」と述べた。
★また、優秀賞を受賞したのは次の通り。
丸子消防署の消防司令補、射手優至さん 「子供と育てる地域防災」。
東御消防署の消防士長、磯川潤也さん「防災講習で子供達の生きる力を育む」。
真田消防署の消防士長、田中一康さん「特別が普通へ」。