ニュースの力で地域を良くする新聞社
東信ジャーナル

新聞購読のお申込みお問い合わせ

◇おことわり/催し等は新型コロナウイルス感染症対策のため中止または延期の場合がございますので主催者等にご確認ください。

上田大工組合が「第129回 新年総会」を開く!

テーマ:お知らせ

【大工の神様、聖徳太子に向かって祝詞を上げる下倉さん(右手前)】

【年季明けで表彰を受ける林工務店勤務の宮尾さん】
【新役員、右から小川原会長、上原副会長、会計の伊藤さん、原さん】

 上田大工組合(荻原幸徳組合長、36人)は「第129回 新年総会」を、上田市の魚よしで開いた。24人が参加した。

 総会の会場には、大工の神様である聖徳太子の掛軸が掲げられた。
総会の開始前に掛軸に向かって組合員の下倉光司さんが祝詞(のりと)をあげた。

 総会では、荻原組合長が「昭和52年から同62年までの10年間、この会場を利用した時には80人以上の組合員が参加した。懐かしく思う。昨年はコロナ禍ではあったが、保育園の修繕、秋には海野町のフードサミット、ボウリング大会と活動が少しずつ元に戻りつつある。本年の活動もコロナ禍でどうなるかわからないが協力をお願いしたい」とあいさつした。

 また、席上、上田市の㈱林工務店の社員、宮尾英幸さん(40)が一定期間の技能の習得を終えた「年季明け」の表彰を受けた。
表彰状が荻原組合長から手渡された。
 「親方のもとで技能の指導を受け修行してきた。表彰を受けることは感謝にたえない。今後もさらに技術の習得に努める覚悟です」と決意を述べた。
 宮尾さんは、同社の林正道会長のもとで7年間勤務し、建築学、技能の習得に努めた。
建築技術者として初志の目的を達成したとして同組合から表彰された。
本来なら5年で年季明けとなるが「新型コロナ蔓延」のため延期となっていた。

 同会は明治29年創立。毎年新年総会を開いてきた。

★同総会で役員の改選が次の通りあった(敬称略)。
 ▽会長 小河原静人
 ▽副会長 上原直義
 ▽会計 伊藤一幸、原光行