第50回「全国大学版画展」(来年2026年1月12日まで・上田市立美術館)☆特別展「記念展示 現在版画の対話」「凹版彫刻の歴史展」「新進作家展」を同時開催 ★20日は授賞式や「記念展示 現在版画の対話」出品作家による「クロストーク」など
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全国の美術系大学で「版画を専攻する現役大学生」の「選抜作品」を展示する第50回「全国大学版画展」は来年1月12日まで、上田市天神3の市立美術館で開いている。
版画学会などがつくる実行委員会が主催し、2021年度からは毎年同館で開いている。
36の大学から選抜された168点が一堂に並ぶ。
学芸員の竹下悠さんは「発想や表現が軽やかで自由度が高く、この時期にしかない独特のオーラを感じる。(いろいろな作品を見ることで)自分の新しい価値観を発見できるかもしれません」と来場を呼びかける。
生きることへの葛藤や幼少期の記憶など、いまを生きる若者の内面が作品に表出され、見る者に迫ってくる。
今回初の試みとして一部作者のコメントを掲示した。
シルクスクリーンの作品「Cross」には「失敗と呼ばれてしまう痕跡をあえて重ね、予想外の形が美しい画面として立ち上がる瞬間、枠から外れた自分や他者を少し許せる気がする」などと寄せられている。
同館は「見ただけではキャッチしきれない情報もあり理解が進む。作り手の言葉で一歩作品に近づいていけるのでは」とする。
50周年を記念し、学会員から選出された将来を担う作家22人の版画作品の特別展「記念展示 現在版画の対話」や国立印刷局の凹版彫刻の歴史展、同展参加大学に所属する5人の「新進作家展」を同時開催。
20日は授賞式や「記念展示 現在版画の対話」出品作家によるクロストークなどがある。
来場者が選ぶ「観客賞」があり、学生の作品のなかで最も好きな1点を投票すると抽選で7人に版画家の作品を贈る。
開館時間は午前9時から午後5時まで。
火曜日休館。
観覧料一般300円。
(電話)0268・27・2300(同館)



