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「菅平・湯の丸地区山岳遭難防止対策協会」の湯の丸分室救助隊長で東御市の荻原健二さん(68)に「長野県警察本部長感謝状」が贈られる! ★長年の活動による大きな功績から

テーマ:とうみニュース

【本部長感謝状の伝達を受ける荻原さん】

 菅平・湯の丸地区山岳遭難防止対策協会の湯の丸分室救助隊長を務める東御市常田の荻原健二さん(68)に、このほど「長野県警察本部長感謝状」が贈られた。
 上田警察署で大勢の署員が見守る中で伝達式が行われた。
 
 荻原さんは、湯の丸高原ホテルに長年勤務し、現在ホテル支配人。
 利用客を含め湯の丸高原を訪れる人の安全のため、平成9年から救助隊として啓発活動や救助出動、若手の育成で27年活動している。

 隊長は、平成11年から。
 救助現場での活動は約20回に及び、8人を救助。
 令和4年に上田警察署長から感謝状が贈られた。

 冬山では、湯ノ丸山からのバックカントリースキーで負傷により動けなくなった男性がいるとの救助要請があり、夕方に近い時間帯のため場合によっては雪洞を掘って夜を明かす覚悟で向かった。
 遭難者は動けない状態で寒く暗くなってゆく中、1人で救助を待っていたためか、死の恐怖で泣いていたという。
 荻原さんは遭難者を励まし、温かい飲み物などで落ち着かせた。
 無線でヘリコプターを誘導し、病院へ搬送して助かった。

 夏山では、道に迷った登山者の捜索で、台風により捜索を中断せざるを得なかった。
旧登山道の先をもっと捜索に行けば助けられたかもしれないという苦い経験もあった。

 島田信司署長から感謝状を伝達された荻原さんは「ありがとうございます。今後も山岳遭難の救助に携わり、1人でも多くの遭難者を救助したい。救助には皆さんのご協力が必要なのでよろしくお願いします」と謝辞とこれからの活動への抱負を述べた。

 遭対協では、担い手不足が課題になっているが「菅平での消防団と連携する事例」を参考にしながら取り組みたいとしていた。