東御市の山田 路唯さん(9)が「第41回JSBA全日本スノーボード選手権大会」のスロープスタイル競技、U―18男子に初出場! ★9日、 石打丸山スキー場。
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東御市の北御牧小学校4年、山田路唯さん(9)=東御市八重原=は「第41回 JSBA全日本スノーボード選手権大会」スロープスタイルU―18男子に初出場する。
同大会は、9日、 新潟県の石打丸山スキー場で開催する。
同大会は国内スノーボードのアマチュア最高峰の大会で、全国7地区大会などを勝ち抜いたトップが集い、日本一を決める。
山田さんは、2月19日に同大会の中部地区で優勝し、出場権を得た。
全国大会では「3位以内に入りたい」と話す。
スロープスタイルは、斜面のコースを滑走しながら、設置された「レール(金属製の階段手すり)」などの障害物や、ジャンプ台で繰り出す「トリック(技)」や「エア」の難度などを得点で競う。
山田さんはレールにうまく乗ってこすり、10mのジャンプで1回転半を飛ぶ。
練習して2回転、3回転も目指している。
スノーボードは、5歳の頃から両親の影響でを始め、次第にのめり込み一昨年から本格的に競技の練習をスタート。
父親の山田輝幸さん(45)は「家族でスノボを楽しんでいるうちに、コブのあるところでジャンプをやるようになり、どんどん好きになっていった」と振り返る。
昨冬、トライアウトを受け合格し、初めて出場した同大会の中部地区で2位となる。
夏は、小布施の施設でエアマットを使ったジャンプの練習、冬季は湯の丸スキー場などでトレーニングに励む日々。
未来の冬季オリンピックメダリストの育成を目指す長野県の「SWANプロジェクト」14期生にも選ばれ、育成プログラムの支援も受けている。
来年以降は、プロへの登竜門でもある同大会のオープン男子に出場し上位を狙い「JSBA公認プロ登録資格」の獲得を目指すつもりだ。
山田さんは「夢はオリンピック選手になること。憧れのプロスノーボーダー大塚健さんのような選手になりたい」と目を輝かせている。