上田市の上田東小、沼田佳恭さんが「NHK長野杯長野県小学生アルペン選手権大会」で優勝!
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上田市の東小学校4年の沼田佳恭(かすみ)さん(9)=同市古里=は「NHK長野杯長野県小学生アルペン選手権大会」女子3、4年の部で見事、優勝を果たした。
15人エントリー。
同大会は2月26日、下高井郡野沢温泉村の野沢温泉スキー場で行われた。
この大会はアルペンスキーに取り組む小学生たちが技術とタイムを競うもの。
将来のオリンピック選手を育成することを目的に、長野県スキー連盟とNHK長野放送局が毎年開いている。今年で、33回目。
佳恭さんがスキーを始めたのは、やっと歩けるようになった1歳から。
父親で同市の㈱野村屋常務取締役の沼田祐希さん(46)がスキー場に連れていったことがきっかけだった。
練習は、冬季間は土、日、祝日午前6時から菅平高原のスキー場で早朝練習。
夏季は野沢温泉スキー場のプラスチックマットや、斑尾高原スキー場のグラススキーで毎週土、日曜に練習するなどの努力を続けている。
競技大会に出場したのは昨年からで、16大会にエントリー。
優勝3回のほか全ての大会で上位の結果を出している。
現在、上田市スポーツ少年団とスキークラブ「DLWH」に所属している。
DLWHでの海外合宿に昨年10月から12月まで参加。
コーチ、男子高校生、社会人5人でオーストラリアに行ってきた。
佳恭さんは「NHK杯大会で優勝出来たことは今までの中で一番うれしい」と喜んでいる。
「将来、オリンピックで金メダルをとること」と大きな夢を抱く。
祐希さんは「努力が報われて良かった」と佳恭さんを讃えていた。